小毬に載せた想い〜その1 はじまりの形〜

 小毬を形作る素材は、和綿(左端)と糸という文字にすると至極シンプルな構成です。


 けれど、そこから発生する模様の数々と色の組み合わせは無限大。尽きません。


 和綿は、糸を巻く前はこんなにふんわりとしています(約4グラム)。そこに糸をピンと張りながら巻きつけて、巻きつけて、ひたすら巻きつける…といつの間にか球体になります。


 手仕事なので完全な完全な球体とはいきませんが、それでも手の感覚でほぼ真ん丸に仕上がります。


 そこから、更に土台にする色の糸を巻きつけて、やっと土台毬の完成です。


 模様をつけるためには、球体を分割していきます。4分割 5分割 8分割。均等に割るために、メジャーや紙の定規で割っていきます。


 慣れたらもっと複雑な組み合わせも。


 これが、小毬の始まりの姿です。


 つづく




 





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「未来の子どもに伝えたい事」「循環する社会」「リユース」をキーワードにワークショップ開催を中心に活動しています。

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