つ な ぐ

 昨日「もう寝ようかなー」という時にたまたまついていた、NHKのドキュメンタリー番組で、自閉症の作家さんが出ていました(最後にリンクを貼っておきますね)。


 見た目は奇声を発し、突拍子もない行動に見えるのですが、彼は文字盤を使って会話ができるのです。そんな彼の心の言葉が温かく刺さり、ついつい最後まで見てしまいました。


 完璧には覚えていないので、私なりにまとめてみました。



 僕は人間の一生は完結することだと思っている

 命をつなぐ為に人生を生きているのではない

 自分の命を生き切ること


 もしも つなぐ事が人生のテーマだったとしたら

 手に持ったバトンを渡せない人たちはどうすればいいのだろう

 手にバトンを持ったまま誰にも渡せずに涙を流すのだろうか


(後略)


つなぐというテーマは、私もずっと感じていたことでした。


作家さんの思いを大切にみなさんにつなぐ


伝統を次の世代につなぐ


子供達につなぐ思い



「つなぐ」事が人生や仕事のテーマなのではなく、きっとこの「今」を生きているあなただったり、私が自分の命をあるがままに燃やす事が大事なんだよ。



そんな言葉で心に届きました。


うまく伝わらないかもしれませんが、頭で考えていた「つなぐ」という概念ではなく、とっても心が温かくなる番組でした。


つなぐ


といえば、小毬の真ん中の帯は 異なる世界(上と下 北半球と南半球)を「つなぐ」という意味が込められているそうです。


伝統の模様に込められた意味を知るのも面白いですね。

稲葉春香

unitierra's Ownd

「未来の子どもに伝えたい事」「循環する社会」「リユース」をキーワードにワークショップ開催を中心に活動しています。

0コメント

  • 1000 / 1000